住宅性能表示制度は、すまいの性能をチェックし、ご家族の健康やあなたの安心をサポートする制度と言えます。性能保証についてご説明いたします。
住宅性能表示について
住宅性能表示制度は「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づき、平成12年10月にスタートした制度です。
法律に基づいて、住宅の性能を表示するための共通ルールとして「日本住宅性能表示基準」があり、住宅の性能の評価方法として「評価方法基準」が定められています。
評価方法基準とは
評価方法基準は、10区分・22項目から成り立っています。
- 構造の安全に関すること。
- 火災時の安全に関すること
- 劣化の軽減に関すること
- 維持管理への配慮に関すること。
- 温熱環境に関すること。
- 空気環境に関すること。
- 光・視環境に関すること。
- 音環境に関すること。
- 高齢者等への配慮に関すること。
- 防犯に関すること
住宅性能評価書と認定マーク
客観的な評価を実施する第三者機関が基準に従って住宅の性能評価を行い、その結果を住宅性能評価書として交付します。
住宅性能評価書には、設計図書の段階の評価結果をまとめた「設計住宅性能評価」と、施工段階と完成段階の検査を経た評価結果をまとめた「建設住宅性能評価」の二種類があり、それぞれに法律に基づくマークが表示されます。
住宅性能表示制度は、すまいの性能をチェックし、ご家族の健康やあなたの安心をサポートする制度と言えます。
性能は、最適な組み合わせで選択することが重要
性能表示項目は、等級や数値などで表示されます。等級は、数字が大きいほど性能が高いことを示すように設定されていますが、性能が高いことが直ちにどの居住者にとっても最適なものになるとは限りません。
自らのライフスタイル、工事費、地域の気候・風土、デザインや使い勝手など、基準の対象となっていない個別の事情などを考え合わせて、最適な組み合わせで選択することが重要です。
内容を十分に吟味しないで、等級が高いものや数値の良いものだけをむやみに要求したり、選択したりすることが合理的であるとは限りません。
- 教えて?
トレードオフの関係とは? -
トレードオフの関係とは、ある性能表示項目についての性能を高めようとすると、他の性能表示項目についての性能が低くなるといった関係を言います。
また、性能表示項目間でトレードオフの関係にある場合があります。
住宅性能表示制度は義務付けを伴うものではありませんので、任意の選択に委ねられます。HABITA環境計画では、ハウスプラス住宅保証と提携し、お客様のご要望にお応えしています。