日本の家には古来から、たとえ小さな民家にも”もてなし”の心が込められていました。露地・門・座敷そして床の間など。そのなごりのひとつが「出居」(でい・いでい・でぇ)です。
遠く源氏物語の時代にも、招き招かれ、語らいを重ねた空間として「出居」は使われてきました。現代に直訳すれば「Out Living」ですが、日本人が変わらずんい大切にしてきた心が客間の意として残したのです。
”もてなし”の心を活かした住まい「出居民家」。
新しいたたずまいをご提案します。
デザイン
『出居』のもてなし。
「出居民家」の木を活かした空間づくりも“もてなし”の心を深くあらわしています。心地よい木の香りが出迎え、触ればやさしい肌合いで応え、ひとつとして同じもののない木目の景色を眺め、ムクの木の響きを感じる。そこから生まれるおいしい空気は、身も心も健やかにしてくれます。
永く心地よく住まうための知恵。
柱と梁による、きわめてシンプルな間面の構成、そしてその2間四方の空間を「出居」のひと部屋として考え、つながりを変えていくだけで再生が可能となるこの古くて新しい発想の住まいには、 100年を超えて“再生できる家”としての作法や、木と暮らす快さへの工夫が隅々にまで活きています。
出居民家 ギャラリー
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